トヨタ生産方式について I
2000年 ITバブルの崩壊後、さまざまな企業でトヨタ生産方式導入による生産革新活動に取り組むようになってきた。
私が勤める会社もご多分に漏れず、トヨタ出身者を招聘して後補充生産に取り組んでいる。
トヨタ生産方式の生みの親、大野耐一さんもそうだったらしいが、私が勤める会社へ来た先生も怒鳴り散らすばかりである。
聞いたところによれば、どうも有名なコンサルタントさんたちは皆こういう傾向があるようだ。
私はこういうやり方は嫌いだ。
人の言う事は聞かない。
小泉首相も人の話は聞かない。揺るぎない強い意志?でできたこともあるが、マイナスもある。
遠くで見ている分には楽しいが、その中で苦しめられるのは面白くない。
トヨタ生産方式を導入してから2年とちょっと、確かに今まで効率が悪かった分、良い数字が出ている。
怒鳴られて、言われるようにやって、少し良い結果がでて、また怒鳴られて...
オウムに入信したような感じである。
ただストアを作るだけですべてうまくいく、と思い込んでいる盲目的な信者が多くなってしまった。
自分で考えない。
大切な事忘れている。
あとで述べるが、数年先にとんでもないことにならなければ良いのだが。