アプリケーションとしてのVBA Excel(エクセル) VBA の役立つ Tips の紹介

アプリケーションとしてのVBA

ふりがなを振る

ふりがなを振る


  ふりがなの文字列を取り出す方法を紹介します。

  ふりがなは、ワークシート関数にも用意されています。

       = PHONETIC(A1)

  これで、ふりがなを振ることはできます。

  これをマクロで記述すると下記のようになります。

Sub test1()

    Range("B1") = Application.WorksheetFunction.Phonetic(Range("A1"))
    
End Sub

  VBAのマクロにも同じような関数 (GetPhonetic メソッド) が用意されています。

  test1と同じ事をやらせるには

Sub test2()

    Range("B1") = Application.GetPhonetic(Range("A1"))

End Sub

  となります。

  IMEでひらがなを入力して、最初に変換される漢字の読みを取得できるようです。

  しかし、漢字には色々な読み方があります。すべてを取得するには、test3 のように
  します。

  GetPhonetic の引数を省略すると、以前に指定された引数でのふりがな候補の文字列を
  返します。
  候補の文字列がない場合は空の文字列を返します。

Sub test3()

    Dim Row_Cnt, Column_Cnt As Integer
    Dim Yomi As String
    
    Row_Cnt = 3             '3行目
    Column_Cnt = 2          'B列

    Yomi = Application.GetPhonetic(Range("A3"))
    While Yomi <> ""
        
        Cells(Row_Cnt, Column_Cnt) = Yomi
        
        Column_Cnt = Column_Cnt + 1
        
        Yomi = Application.GetPhonetic()
    Wend

End Sub



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